■(3)Bully2アクスル切ったり削ったり
■(2)Bully2アクスル切ったり削ったりで計測したノーマルBully2のステアリング舵角は29度でした。
これはちょっとあんまりなので、舵角を広げるべくナックル周辺を削り込みました。
ただBully2の場合、ナックルやアクスルのCハブ部分をいくら削ってもXVDの舵角限界が上限になります。XVDの舵角限界は「35度」です。
従ってナックルやCハブの内側を削って得られる最大舵角は35度となりますが、今回はそのXVDも削って更なる舵角確保にチャレンジしてみました。
※XVDを削ると強度不足で折れる危険性が高まります。チャレンジする方はXVDの予備を用意しつつ自己責任でオネガイシマス。
なお、Bully2のXVDはBerg1のドライブシャフトよりずっと太いので、多少削っても案外大丈夫なんじゃないかと思ってます。
.
こちらがXVDの首の部分を削ったもので、舵角限界を測ってみると
・・・約「40度」!やりました!
アクスルの重さはデメリットではない、のですが、舵角不足がBully2の欠点でした。しかしこの加工でかなりの舵角アップできそうです。
ではこのXVDの削り込みとナックルなどその他の削り込みについて詳しくお伝えしてみたいと思います。
.
.
.
.
.
.
.
標準状態のXVDです。カップ部分がシャフトに接触している部分がテーパー状に膨らんでいることが分かります。
このテーパー部分を「まっすぐ」になる程度に削りました。「まっすぐ」以上に削ると負荷が削った部分に集中して折れやすくなるので、「まっすぐ」程度にしておいた方が無難だと思います。
.
.
.
.
.
..
.
.
.
.
まずXVDの赤いリングを抜いて、カップを留めているピンを抜くとシャフトとカップにバラせます。シャフトの中にはさらにリンクパーツが入っているので、それも取り払って削り込み開始。
焼きがしっかり入っているのでかなり硬いのですが、以前ご紹介したリューターのビットでわりと簡単に削ることができました。アクスルを削る時よりは硬いんですが、その硬さ・削れにくさが削りすぎ防止にちょうどよい具合でした。
削りすぎるとOUT!なので、慎重に慎重に、綺麗な丸みが出るように削って、出来上がりはこんな感じです。これを左右やります。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
そしてカップの内側も削り込みます。ただし、こちらは削る目的が舵角を広げることではなく、XVDのシャフトに鋭利な角度でカップの淵が当たらないように滑らかにする「シャフトの破損防止」が主目的です。従ってそれほど大きく削る必要はありません。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
これで40度曲がるXVDの出来上がりです。
このXVDの舵角に合わせて、必要なぶんだけアクスルのCハブの内側を削ります。35度までしか曲がらなかったノーマルのXVDより大きく削る必要があります。
削ってはXVDをはめて干渉部分を確認し、の繰り返しで少しずつ削ります。
XVDをフルステア状態でアクスルに奥まで差し込んだ時に最大舵角が維持できなければどこかが干渉しています。この確認の仕方は楽です。
.
.
.
.
..
.
.
.
アクスル側を削り終えたら、最後にナックルを削ります。こちらも40度の舵角が確保できるように削ります。
こちらが出来上がり。先ほどのよく削れるリューターのビットだと、アクスルやナックルはあっという間に削れます。
金属粉が大量に飛び散って大変なので、できれば屋外か、ひろーく新聞などを引いて作業した方が片づけが楽です。(本当に金属粉が飛び散るように削れるんですよ、このビット。)
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
これで削り作業は終了。タイヤを付けて舵角を確認します。
XVDやナックルは40度までステアすることができますが、タイヤを付けてステアするとダンパーやロアリンクなどに干渉して最大舵角をそのまま使うことはできません。それでもご覧のとおり、かなりの舵角を確保することができました。
BTA化してあるのでナックルアームとダンパーステーが干渉したりしましたが、ダンパーステーを削って解消。サーボホーンとダンパーステーの干渉も以前解消してあったので、余計なところの干渉はありません。
が、、、
.
.
.
.
.
.
.

タイヤがダンパーに干渉する
.
フルステアするとタイヤがダンパーに干渉してしまいます。舵角アップ加工をする前はギリギリでダンパーに干渉しませんでした。
でも干渉の程度が浅く、この状態でもタイヤは回ります。HBローバーなどの大径タイヤだともっと干渉するはずですが、舵角優先でPantherを選んでいます。
他のナロートレッドの車種でも結局このくらいの角度でダンパーやリンクにタイヤが干渉するので、舵角は「他車種と同等」になったかなーと思います。
これでディグディグしてみたいのですが、今日は時間切れ。雨だったのもあって夜練習もできませんでした。明日がんばります!




















干渉問題はナローホーシングだと大変そうですね。
Bergアクスルでもフロントダンパーの逃がしがいろいろとメンドいです。
ロッシくらいの小径タイヤを履けば、それほど問題はないですけど。。。
貧乏人は安いHB Roverだから、いろいろと大変です。
コメント by #のひと | 2009年 7月 23日 |
#のひとさん
ホーシングのナロー化は最近のトレンドですが、どのアクスルでもナロー+大舵角の確保という両立の難しい問題にぶちあたってますね。大径タイヤがトレンドでしたが、ナローアクスルだと使いにくいので、今度はダンパーマウントやロアリンクマウントに工夫が必要になってきています。
次なるアクスルはこの辺が対策されてくるんじゃないかなーと期待しています。
Berg1でもホイールオフセットの問題でダンパーに干渉しがちなんですよね。HBローバーは15mmくらい直径が大きいので難儀しやすいんですが、大径なのも相まってグリップするんですよねー
今度僕もRC4WDのX-Lockタイヤに挑戦してみようと思っていますが、これもHBローバーと同じくらいの大径なので、干渉を避けるためにはダンパーマウントの取り回しを変更する必要がでてきそうです。
多少干渉しても大舵角を確保できた方が使い勝手がよさそうなので、今回の40度までの舵角確保はかなりよさそうです♪
コメント by モリカワ | 2009年 7月 23日 |
モリカワさん こんにちは
ハブまわりの加工、大変勉強になります。
モリカワさんがどんどん先行していただけるので僕はずいぶん楽ができそうです。すみません。
Bully2は現在バラバラの次男用CLを組上げ後製作の予定をしておりますが、奈良トラが控えているバーグと仕事の忙しさで精一杯でした。
バーグも大体決まったことですし、モリカワさんのBullyを拝見してウズウズしてきましたので仕事が落ち着き次第速攻で取り掛かりたいと思います。
コメント by gotochu | 2009年 7月 23日 |
gotochuさん
Bully2は削ってナンボなので(笑)今後もどんどん削っていきますよー
ちなみに先ほどじゅげむさんとお話していて、「XVDはもっと削ってよし!42度まで行けるよー」だそうなので、もっと削ってみます♪うまい削り方も教わったので試してみます。
gotochuさんのBully2ももうすぐ始動ですね。組み方によっては相当走るマシンになると思います。個人的には最強のアクスルじゃないかと目しています。奈良トラまであと2週間ちょい、Bergの仕上げもあわただしくなってきましたね。当日天気がいいといいですねー
#天気がよすぎると暑くて倒れそうだし、夕立も心配だし。大型テントを持っていく予定です。
コメント by モリカワ | 2009年 7月 23日 |
すごく切れるようになりましたね!
まだビットを購入していないですが、手に入れたら早速やってみたいです。
でも、均等にXVDを切る自信がないなぁ・・・(–;)
コメント by 坊主 | 2009年 7月 23日 |
連続すみません。
XVDを切る × → XVDを削る ○
ですね・・・・訂正させて頂きます。
コメント by 坊主 | 2009年 7月 23日 |
坊主さん
XVDは「削る」と「切れる」ようになるんですよね:-p
42度まで削っても大丈夫・・・なんですが、ダンパーにすでに干渉しているので、現段階ではこれ以上削っても効果がないです。でも!・・・まだ秘密です♪
コメント by モリカワ | 2009年 7月 23日 |
坊主さん
厳密に均等に削る必要は、必ずしもないですよー
切れないほうに舵角が揃いますから(笑)
カップの内側を綺麗に丸く削る方法は今日じゅげむさんに教えていただきました。
リューターのコレットチャックに車軸を取り付けてリューターを回転させ、そこにリューターのビット(ダイヤモンドビットなど)を当てて削ると綺麗に丸く削れるそうです。
シャフトの方は目見ですが、くるくる回して見てみると削り足りないところは分かりやすいので大丈夫です。チャレンジチャレンジ♪
コメント by モリカワ | 2009年 7月 23日 |