RC Rock Crawlers – Switch! –

RCロッククローリング、クローラー情報

■クローラーキングを禁断のKATAOKAリンク化!

 

前回のツインESC化に続いて、クローラーキングに施したカスタム内容は、禁断の「KATAOKAリンク(片岡式リンク)」化です。

いわゆるカンチレバー、つまりダンパーの取り付けステーを可動式にして、ダンパーの伸び量以上のサスストロークを確保するカスタムです。

詳しい動きなどはアクティブホビーのCLINGERのページをご覧ください。

 

クローラーキングのKATAOKAリンク化

 

これが今回施したKATAOKAリンク化です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レバー作動時。ステーに当たって止まります。

 

シャシーが岩の上に乗ってリヤタイヤが段差の下にある時、KATAOKAリンクのレバーが動作してダンパーごとタイヤを下に落としてリヤタイヤのトラクションを確保します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと離れて。通常状態はこんな感じ。

 

通常状態はこんな感じです。

長いダンパーがこの状態ではほとんど縮まない位置まで、シャシー上の取り付けステーを伸ばした、とも言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

レバーが伸びた時。

 

段差にフロントタイヤとシャシーが乗ったのに、リヤタイヤがまだ段差を超えられていない時はこのようにレバーが動作してダンパーごとリヤタイヤを段差の下に落とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはなんだ?

 

KATAOKAリンクの材料に使ったのはこれです。

これはなんだ?一応AX-10スコーピオン用として売られていたパーツなんですが、買った時には本来の使い道がわかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはこれ!シャシー用タイヤらしい。

 

答えはこれ。シャシー用のタイヤ!自作でこのカスタムをやっているブログは見たことがありますが、市販品があるとは思ってなかったのでビックリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、KATAOKAリンク化+前回のツインESC化のセッティングでちょっとだけ庭のモルタルセクションを走ってみました。

いやーこのセッティングにしてから相当走破性が上がりました。ラインを工夫しないと登れなかったところが、アクセル全開で真っ直ぐ登っていったり。パワーとトラクションが上がるとこんなにクローリングが楽になるのか!と驚きました。

 

課題も見つかりました。ダンパーステーがシャシーのネジにぶつかって食い込んでKATAOKAリンクが動かなくなることが多発しました。カラーで逃がしたつもりでしたがクリアランスが足りないようです。これ以上カラーを長くすると強度不足になりそうなので、根本的には細いダンパーに交換が必要そうです。

 

次はベントアーム化したいところですが、ダンパーステーを作らなければならないのでもうちょっと先かな。ブラシレスモーターもヨサゲなのが見つからないし。

あそうだ。ボディがバッキバキだからどうにかしなきゃ。パイプフレームごと自作しようかな♪

 

 

—–

以下、KATAOKAリンクについての僕の理解です。ちょっと難しい話、、かも。

 

コイルオーバー(ダンパーにバネが巻きついている状態)のセッティングでは、普通はバネの力でダンパーが最大まで伸びたままになります。つまりダンパーの伸びた状態が普段の走行状態になります。コイルオーバーダンパーは車重で多少は縮みますが、その縮んだ分しか伸びしろがないのです。

逆にダンパーが縮む方向にはよく動きます。ロール方向(片足ずつ岩に乗せる時など)にはバネが圧縮されて伸びようという力を利用できますが、普段ダンパーが伸びっぱなしなので普段から車高が高い状態になりがちです。

KATAOKAリンクにすれば、通常は車高を低く、しかし岩に登るときには伸びる足、というセッティングができるようになります。またロール方向だけでなく、まっすぐ段差を登るときにも左右両方のタイヤを同時に下に落とすことができますので、段差に対して斜めにアプローチしなくてもリヤタイヤのトラクションが稼げるようになります。つまり選べるラインの種類が格段に増えるのです。

 

コイルオーバーに対して、縮む方向に反発するバネがないドゥループセッティングでもKATAOKAリンクの効果に近いことが実現できます。通常はダンパーが縮んでいますので車高は低いままです。そして段差に登ったときに初めてダンパーが伸びます。しかしドゥループは「バネが伸びようとする力でタイヤを地面に押し付ける」ということができません。なので車重やタイヤのウェイトだけのトラクションに頼ることになります。

とすると、ドゥループセッティングではタイヤやホーシングは重い方がいい、けれど重くしすぎるとそもそも登らなくなるため、重ければいいというものではない、というトラクションと車重のバランス取りが肝となります。

 

クローラーキングの場合はそもそも車体が重いので車重によるトラクション稼ぎは得意です。従ってドゥループセッティングにしてもそこそこ走るようになります。しかし軽くすることは難しいので「バランスを取る」ということが難しいのです。最終的にはタイヤのグリップ力に頼ることになり、岩肌が滑りやすい場合は対処できなくなることが考えられます。やっぱり車体は軽い方がロッククローリングに有利なのは間違いありません。

 

KATAOKAリンクは、コイルオーバーのメリット(バネの反発力をトラクションにできる)とドゥループのメリット(常時車高を下げられ、左右両足を同時に伸ばせるためラインに幅ができる)のいいとこ取りができるのです。

 

ただ、これは「禁断」のカスタムなのです。

国内の多くのコンペティションのレギュレーションの元になっている、USRCCAの2.2Classレギュレーションだと

2.1.5 -All suspension mounting points must be fixed mounted. This includes all link mounts, and shock mounts.

(サスマウントは固定式であること。ここでいうサスマウントとはすべてのリンクマウントとショックマウントを含む。)

という規定があるので、KATAOKAリンクは2.2クラスではレギュレーション違反となってしまうのです。

 

もちろんローカルルールでKATAOKAリンクを許可していたり、コンペティションルールを意識せずに楽しめればよかったりもしますが、一応標準的にはレギュレーション違反だよ、と。

まぁ、僕のクローラーキングの場合、フロントサスをドゥループにした時点でホイールベースが317mmに収まらなくなったので、そもそも2.2クラスレギュレーションに合致していないんですけどね。線引きを意識しておかないと際限がないので頭の片隅で意識はしてます。

2009年 3月 1日 - Posted by | すべて, Crawler King | , , , , , , , , , , , , , ,

6件のコメント »

  1. いろいろ工夫されてますね^^
    私は金銭面で行き詰ってますけど(~ ~;)
    Chariot Skidの利用もなかなかのもんですね。
    でもChariot Skidはそのままサイドプレートに取り付けたい時がくるかも知れませんね?
    私はショックサポートロッドにベアリングを8個も付けちゃいました!
    只、車重も重くなるのでモーターへの負担が大きいかも!?
    スーパーサイズはロングロッドが長いためショックマウントが引っ掛かる事があり、手持ちのサベージ4.6用の長いダンパーを利用したのですが今一・・・
    トルクの高いサーボに交換するには高額なため、取り敢えず京商のサーボセイバーホーンに取り替えてみたのですが、多分意味無くサーボのプラギヤは破損するかと・・・
    今のうちに金属ギヤを発注しておこうかな?

    コメント by kazuto | 2009年 3月 3日 | 返信

    • サイドワインダー2基+CC BEC+コネクター類はずいぶんな出費でしたが、基本はローコストカスタムばかりなので:-p

      このシャシー用タイヤ、Chariot Skidっていうんですね。秋葉原のスーパーラジコンで買ったのですが、マニュアルが折りたたまれていて買ったときは本当に何に使うのかわかりませんでした。
      サイドプレートに付けることは、、、たぶんないかなぁ。相手がデコボコの岩なので、たとえ車輪の形をしていても突起はひっかかると思うんです。それならデルリンやSUS304ステンレスのような滑りやすい素材のアンダーガードがいいかなと。

      ショックマウント、僕も一度フロント側のマウント位置をシャシー側にずらしてフロントの伸びを確保しようとしたことがあって、その時はガッツガッツぶつかってダメでした。
      このマウント、ロアリンクから外れないですよね?というより、リンクのロッドエンドが回しても外れないんです。

      ロアリンクをベントアームに交換しようとしているんですが、ショックマウントが外れないのでマウントを自作しなきゃいけないんですよねー。L字アルミ板を削って自作しようとは考えていますが、外れるならまずは流用したいところです。

      高トルク金属ギヤのサーボ、今僕が使っているオプションNo.1のCR-SV(http://www.nihonbashimokei.co.jp/products/option-no1/servo/no-crsv.htm)は13kg・cmで3780円と激安ですよ~

      あと、電子ディグ(http://blogs.yahoo.co.jp/masayosh_nrc/11447746.html)も入荷したようです。買うつもりですが、MX-A+RX-231なので3chに対応させるためにRX-341も一緒に買わないといけなくて出費がつらいです。。。

      コメント by モリカワ | 2009年 3月 3日 | 返信

  2. 多分両方のロッドエンドの穴に6角スパナなどを通して回せば外れますよ!
    私は外してからネジロックしてないので弛む時もあります。
    手持ちにサンワの同じトルクのサーボを持ってたもんですからそれを使用しました。
    オプションNo.1のCR-SVも迷ったのですが、スーパーサイズに耐えられるのかが不安で・・・
    取り敢えず金属ギヤを取り寄せてもらうように注文してきました。
    電子ディグは他のパーツと一緒に送ってもらうように連絡したので、今週末には届くのかな?
    只、スーパーサイズのタイヤのグリップでリアタイヤをロックして回る事が可能なのかな?って思います。
    比較するために2.2インチのパーツも一緒に届く予定です。
    月初めだと言うのにイタイ出費です!
    でも好きな事に使うのだからと割り切らなきゃ^^

    コメント by kazuto | 2009年 3月 3日 | 返信

    • ロッドエンドに棒を突っ込んで回す、確かに一番力が加わりますね。試してみます。ありがとうございます。

      CR-SV、金属ギヤの強度自体はわかりませんが、金属ギヤはどれも似たような強度じゃないかなーと思ってます。1/5用やサベージ専用だとかいうのがもしあれば強いんでしょうけど、サーボ自体も大型な気がしますし。5kgオーバーの車重のリヤステアは確かに負担が大きいですもんね。今度の金属ギヤが耐えられるといいですね。

      電子ディグは今日僕も問い合わせしました。在庫は確認できましたが、リポ3セルの11.1v 25Cの出力に耐えることができるか問い合わせしたらメーカーに問い合わせになっちゃって、結局今日は発注しませんでした。

      モーターの間に入れるタイプじゃなくてRXケーブルの間に入れてRX信号を制御するタイプだったらツインESCにちょうどよかったんですが。LEDのオンオフを3chで操作するようなものがあればそっちのほうが負担が少なそうだなーとも考えています。

      2.2のパーツで比較、理想的ですねー。僕はノーマルのキングと比較したくなるのでもう一台ほしいです(笑)

      コメント by モリカワ | 2009年 3月 4日 | 返信

  3. 亀レスですが気になったことがあるので書き込ませていただきます。

    >国内の多くのコンペティションのレギュレーションの元になっている、USRCCAの2.2Classレギュレーションだと
    2.1.5 -All suspension mounting points must be fixed mounted. This includes all link mounts, and shock mounts.
    (サスマウントは固定式であること。ここでいうサスマウントとはすべてのリンクマウントとショックマウントを含む。)
    という規定があるので、KATAOKAリンクは2.2クラスではレギュレーション違反となってしまうのです。

    とありますが、
    彼らは現にアメリカ選手権の時にレバー車を持ち込んで、走ってきてるので問題ないかと思われます。
    前後レバーでも車検を通してますしね。

    参考程度に・・・

    コメント by 通りすがり | 2009年 3月 16日 | 返信

    • 通りすがりさん、コメントありがとうございます!

      USNATSでもレバー車OKだったんですね。USNATS2008でのルールブックを探してみたんですが、基本的にはUSRCCA2008に準ずるけどいろいろ違うぜ、というコメントしか見つけられませんでした。USNATS2008では許可されていたのかもしれませんね。

      最近の国内コンペでもfixed mountedをルールに書いているところはないので、最近はKATAOKAリンクもOKになりつつあるのかもしれませんね~

      そうだ。コンペティションのルールを集めて雛形を作ってみましょう。ローカルでコンペを開くときに良い参考になるかも。
      それと、ゲートクリアコンペ以外のゲームも考えてみたいと思います。陣取り合戦とか旗取り合戦とか車庫入れ競争とか。ロックレーサーの要素を入れたトラック競技も面白そう。いろいろ考えてみます♪

      コメント by モリカワ | 2009年 3月 17日 | 返信


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