RC Rock Crawlers – Switch! –

RCロッククローリング、クローラー情報

■Bastard Jr. on AX10の5リンク化

Bastard Jr.の前足は設計上ダンパーのストローク分しか伸びず屈折角が足りない印象なのですが、それに輪をかけて屈折できなくしている原因がAX10のフロントアッパーリンクが3リンクだと踏みました。

3リンクはちょうど三角形の点をリンクで結ぶ格好ですが、ネジレ方向には回りやすく屈折方向には動きにくいという特性を持っています。

AX10の3リンク構造ではネジレるが屈折方向に伸びない。

AX10の3リンク構造ではネジレるが屈折方向に伸びない。

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これがAX10の3リンクのピボット部です。

ボールエンドを差し込む構造で、回転方向にはグルグル回りますが、ボールエンドの可動幅分しか屈折方向に動かないことがわかります。

実はダンパーを最大限伸ばしてもボールエンドの可動限界まで行かないので3リンクでも不都合はないんですが、動きにくい方向だというのは間違いないので手を入れてみます。

4リンクは回転方向にも屈折方向にも動きやすいという特性を持っています。でも回転方向はリンク同士の「よじれ」が発生するので、3リンクに比べると動きにくく回転軸もぶれます。

そこで、3リンクと4リンクの両方の構造を持たせた「5リンク」にしてみることにしました。

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3リンク構造

3リンク構造

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これが取り外したフロントアッパーリンクです。

3リンクですのでリンク同士がY字金具で結合されて、アクスルには1点で固定されます。

シャシー側×2点、アクスル側1点で3点留め、だから3リンク。

・・・というのをロッククローリングを始めたばかりの時は知らなくて、blogや雑誌を読んで「???」ってなってました。懐かしいな。

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ちょっと長めのものを選択。

ちょっと長めのものを選択。

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今回アッパーリンクに使うのは、ヨコモのCLチャレンジャー用の曲げリンクです。

3リンクのピボット位置より少し長めにしてみました。アッパーリンクを延長することでアクスルを少し持ち上げて、ドライブシャフトがロアリンクより下に来ないようにできないかなーという目論見です。

このCL用のリンクのように、シャシー側2点、アクスル側2点で固定すれば合計4点留めなので4リンク。

アクスル側をこのように固定すれば屈折方向に動きやすくなります。回転方向はリンクがネジレながら動くことがわかります。

でも普通に4リンクにしても面白くないので・・・

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左:5リンク 右:3リンク

左:5リンク 右:3リンク

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こんな風に、3リンクピボットにロッドエンドを差し込んで、そのロッドエンドにリンクを取り付ける、という「5リンク」に挑戦です。

3リンクの回転方向のスムーズさ・軸ブレのなさと、4リンクの屈折方向のスムーズさのいいとこ取りを狙ってみました。

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ツバ付きボールで固定

ツバ付きボールで固定

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3リンクピボット部の取り付けは、ネジが切られているツバ付きのボールを使って固定することにします。

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ドライブシャフトが上に逃げた♪

ドライブシャフトが上に逃げた♪

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5リンク化して取り付けて完成。

元の3リンクより20mmくらい延長したんですが、その結果フロントのドライブシャフトが大きく持ち上げられてロアリンクより上に来ました。

これならロアリンクを曲げリンクにしてもドライブシャフトが路面に当たることはありません。

5リンクの効果はというと・・・うーん、横にガタが出ます。3リンク部のピボットをガッチリ固定できないことが原因です。構想はよさそうですが、3リンク部を固定する方法を改めて考えないといけないっぽいです。

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ちょっと回転させすぎた

ちょっと回転させすぎた

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しかしアッパーリンク20mm延長はやりすぎだったみたいです。

こんなにアクスルが回転してしまいました。これではステアリングを切っても曲がりませんし、ステアリングワイパーも地面に近すぎて干渉しやすくなってしまいます。

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また腰高・腹下ガッツリになってきた。

また腰高・腹下ガッツリになってきた。

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ドライブシャフトが持ち上がったのはヨシ。アクスルの回転も少し回転しているくらいが岩の上に前輪が乗った時に舵が利きやすくなるのでヨシ。

ボールエンド全部を短いものに交換して、この半分くらいの回転量に調整してみたいと思います。

またアクスルが回転するとシャシーが持ち上がるので、自然と車高アップ・腹下拡大になってきます。

フロントダンパーをアウタースプリングにした時の車高とあまり変わらないところまで腰高になってきました。

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リヤの伸び規制を解除

リヤの伸び規制を解除

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ついでなので、今までタイラップで引っ張ってリヤダンパーを強制的に縮めて車高を下げていたのをヤメにして、リヤも持ち上げてみました。

その結果、腹下クリアランスは90mmに。

フロントダンパーのアウターコイル化の時の87mmを超えました。

このくらい腹下があった方がロッククローリングはいいんですが・・・とまた同じこと言っちゃいますね。

チューバーフレームはそれ自体が重い上に540モーターが重い・ギヤボックスが重い。結果、横立ちなんか絶対無理!になりました。

腰高になった分だけウェイトを足さないとバランスが悪そうです。

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着々とロックレーサーから離れて普通のロッククローラーになりつつありますね・・・目的から外れるのはよろしくないんですが、とりあえずクローラー方面をもう少しチャレンジしてみてからまたロックレーサー側に振ってみようと思います。

2010年 3月 10日 - Posted by | すべて, Bastard Jr | , ,

2件のコメント »

  1. 5リンク、新しいですね~。

    クローラー側での改良、これはこれで面白いです。
    クローリング動画を見てみたいですねー。
    このタイヤの食いつきも気になります。
    ドライブシャフトも見た目よりずっと弱いので、直ぐに削れてなくなってきます。ドライブシャフトをリンクの内側へ逃がしたのも正解な気がします。

    いろんな車種を触ると混乱する分、勉強になりませんか?
    私は最近ちょっとやりすぎな感がありますが・・・

    コメント by NUMBER5 | 2010年 3月 10日 | 返信する

    • NUMBER5
      5リンク、思ったほどよくないかも(笑)3リンク部分のガタは、ガタがないと3リンク自体が動かないんですよね。ってことは固定するとただの4リンクになっちゃうと。

      一度走ってみましたが、アクスルを回しすぎた悪影響が強くて5リンクの検証はできませんでした。

      タイヤはロッククローなので食わないですよー(笑)その当時は画期的なタイヤだったんですけど、その後の進化したタイヤに慣れすぎてすっかり食わない印象です。

      ドライブシャフトを内側に逃がす、はリヤ側はどんだけやっても平気なんで、この後思いっきり回してみました。リンクの角度の問題でロールしづらい特性にはなりましたが、リヤ側のドライブシャフトの干渉はなくなりました。

      フロントはちゃんとナックルのクロックド加工をやらないとステアリングが切れないんですけど、プラスチックアクスルのAX10は逆に加工しづらいです。

      いろんな車種を触ると発想が広がりますね。特にシャフティーは工夫のし甲斐があります。あんまりノウハウ共有ができないのが難点ですが。デフボールがセンターにあるおかげでバリ切れ君。SG風のサーボマウントは無理!ってこともわかりました:-p

      コメント by モリカワ | 2010年 3月 10日 | 返信する


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