■(3)C-sLug.制作 舵角Up!アクスル&ナックル切削作業
ドライブシャフト単体で46度の舵角を確保できました。でもこれだけでは46度タイヤがステアするようにはなりません。このドライブシャフトがステアした時に干渉するアクスルチューブの内側を削ることと、ナックルとアクスルチューブがフルステアで干渉する部分を削ることが必要です。
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まず、アクスルチューブの内側から削ります。ナックルから削ると、どこまで削ればいいかわからないからです。
左が今回削ったアクスルチューブの完成品と、右がC-sLug.コンバージョンで使用していた40度の舵角に対応した旧アクスルチューブです。
見比べてわかる通り、削る量が46度対応だと圧倒的に多くなります。削り方の度合いなどを詳しくお届けしてみたいと思います。
■(2)C-sLug.制作 舵角Up!ドライブシャフト切削作業
シャシーが組み上がっただけではアクスルに組み付けられないのがBully。ノーマルで29度しかステアリングが切れないというウィークポイントを抱えているので、Bullyは舵角アップ加工が必須です。
Bullyの舵角をアップさせるためには
1.ドライブシャフトの根元を削る加工
2.ドライブシャフトのカップを削る加工
3.アクスルチューブを削る加工
4.ナックルを削る加工
の4つが必要です。
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1.のドライブシャフトの根元を削る加工は、C-sLug.注文時にクローリングマニア店長じゅげむさんにお願いしてありました。自分で削ったドライブシャフトもありますが、僕のものは切れ角40度。じゅげむさんのは最大45度オーバーまで行けるように加工も可能(可能、なのですが、買ったままではダメです。詳しくは後述)されています。どんな感じの加工になっているのかを見たくて購入しました。
この写真は、上が今まで使っていた自作の40度XVD、下がクロマニ製39度XVDです。(自作の方がフルに切れてない写真なので比較としてヨクナイですね・・・)
じゅげむさんの旋盤加工はメチャクチャきれいです。きちんとベアリングの耳は残ってますし、そのギリギリまで切削されてます。僕の削り方よりも深く削れてますので、角度も稼ぎやすそうです。
これにちょっと加工をすることで46度まで行けました!
■(1)C-sLug.制作 シャシー塗装と組み立て
いやーこの1カ月あまり、とあるサイトの公開まで全力疾走してたら公開後も忙しさキープ!でまったく更新する時間が取れません・・・
一応チャンプさんの修理とかC-sLug.用のBullyアクスルの加工とか、作業はいろいろ進めてるんですけど、それを記事に書く時間が取れてません。毎日午前2時帰宅から早く脱したいです。
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さて、そんな中少しずつ進めていたC-sLug.の制作ですが、ここまで進みました。
この写真を撮った後に間違いも見つけましたが・・・向かって左側のダンパーマウントに付いているアルミの塊は、ここに付けるんじゃなかったです。後日修正します。(ちなみにダンパーマウントのネジ、10mm指定ですが10mmでは長さが足りませんでした。向かって左はC-sLug. Convから抜いた12mmを使ってピッタリ。右はほとんどナットが入ってません。10mmでいいんですかね?>謎天様)
>謎天様からお電話いただきました。「12mmが正解!10mmネジは別のところに使う&ネジの数は合ってるから12mmに変更ヨロ!&マニュアルも書き換え済み!」とのことです。
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見た目真っ黒ですが、シャシーやリンクを自動車用ペイントで塗装してみました。あっという間にボロボロになるのは目に見えているんですが、leafさんの真っ赤なアルマイト仕上げの[G-sLug.]に感動して、なんかやりたくなったのでした。
leafさんからは「黒、シルバーは禁止」と仰せつかっていたので、ちょっとだけ味付けしてみました。
■sLug.→C-sLug. Conversion→C-sLug.!!!
久々のsLug.さんネタですが、いきなりビッグチェンジです!正式版が発売されたC-sLug.シャシーを導入することにしました♪
まるで出世魚のようですが、初代sLug.→C-sLug. Conversion→C-sLug.とクローリングマニア謹製sLug.Bullyのすべてのバージョンを通ることができました。これはいい経験ができました。
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今回はC-sLug.シャシーキットだけでなく、車体全体をバージョンアップすることにしました。
モーターが前後違うものだったのを揃えるためにenPower 2212-1000KVブラシレス、軽量ギヤボックス前後、Bully Beef upアクスルチューブ、XVDドライブシャフト、そしてBastard Jr.用ですがCC-BECという内容です。
ご好意でC-sLug.化するために、削り落としてしまったダンパーマウントをいただきました。どなたかのパーツで余ったものを譲っていただいたとのことで、ハンドルネームを失念してしまいましたが、本当にありがとうございます!
では、今回のパーツをもう少し詳しく見ていくことにしましょう。
■新製品情報 クローリングマニア C-sLug.正式発表!
いやーメデタイ!かなり待ちましたよ。開発の様子はちょくちょく伺っていたんですが、クローリングマニアの新製品『C-sLug.』ようやく正式に発表されました。
今回のものは、僕が使っているsLug.ベースのコンバージョンモデル『C-sLug. Conversion』ではなく、シャシー丸ごと新設計の『C-sLug.』です。
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正式発表にあたって、クローリングマニア店長じゅげむさんのC-sLug.についてのコメントを引用します。
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今回のコンセプトは「らくらくスラグ」(ダジャレになりきれてませんけど。。。)
操作が楽で、何よりセッティングが楽。
初心者の方でもセッティングに悩まなくていい作りになってます。
この前のFRCエンルートカップでも
プロト最終版は出来立てホヤホヤのテキトウセッティングでもそれなりに走れる事が分かりました。(車高は落としすぎでしたけど。。。)
コンペ後も更に走りこんで、セッティングのデータ取りも少しはしましたが、
アドバイスも出来るように更にあちこちのコンペに出没して、データ取りがんばります。
メールで予約されてる方達の分は、すでに製作にかかっていますので、もう少しだけお待ち下さい。
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